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カフェと、北欧食器と、街と、緑と、海と。

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2013年 01月 06日

都立大学の和菓子店:楳心果(ばいしんか)

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年末の仕事納めの日はいつもより少し早く上がることができます。そのまま家に帰るのもいいけど、それじゃもったいない!
なので、毎年この日は都内探検をして、普段平日には行けないようなお店を廻ったりします。
今回のお店は上質な和菓子を提供する目黒の楳心果。お値段は張りますが、特別な日にいただきたいと思える和菓子が購入できます。








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場所は目黒の自由通り沿いにある、一軒家です。駅からはかなり歩きます。
最寄り駅は都立大学ですが、自由が丘からでもそんなに距離は変わらないと思います。
古いお屋敷を改装して和菓子屋さんを営んでいるみたいですが、門も立派で、内装も立派です。
中に入ると、そこはまるで和の要素を取り入れたギャラリーのよう。
喫茶もあるみたいですが、お金持ちの家に招待されたかのような錯覚を起こします(笑)
この空間にいると、何だか緊張してしまいますね~



奥のレジの横に和菓子の見本があり、それを見て店員さんに注文します。
どれもこれも見た目が美しいものばかり。そして、お値段はどれも高いので、何を選ぶか迷いました。
そして、悩みに悩んだ結果、買ったのは下記の品々です。






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まずはオーソドックスな最中。とても上品な味がします。甘さが控えめで、中の粒あんの優しい歯ごたえを感じることが出来ました。






都立大学の和菓子店:楳心果(ばいしんか)_a0260044_05961.jpg

栗蒸羊羹は普段、一本単位で売っているみたいですが、この日は切り売りもありました。この羊羹、本当に美味しいです。
栗のじっとりとした重さと羊羹が不自然なく融合していました。一本あったらその日に全部なくなってしまいそう(笑)






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こちらは常時販売されている麦餅。お餅が本当に柔らかくて、麦の香ばしい香りも感じられます。これも美味しい♪
笹の葉に包まれているので、その香りも楽しめます。






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最後は本蕨。中のこし餡がこれまた上品な生菓子です。年中菓子としてあるみたいなので、夏に食べたらまた違った印象を抱きそうな気がします。






生菓子は一つ190円~420円ほど。普通の生菓子よりも一回り小さい印象なので、どうしても割高に見えてしまいますが、
一つ一つに拘りが見えて、お菓子への作り手の方々の手間やお店の雰囲気などを含めて考えると、そう高くは無いのかもしれません。
お味は総じて上品で甘さ控えめ。バランスがよく、飽きさせない味を作るのがうまいなぁ…と感心してしまいます。


お菓子の売り場からは見えませんが、こちらでは朝膳・昼懐石などもあり、庭が見える部屋で優雅に食事をいただくことも出来るみたいです。
だから、朝9時からお店は開いていますが、夕方は早く17時には閉まってしまうので、私には普段ハードルが高いお店となっております。



上で紹介したものは、オーソドックスな和菓子という印象ですが、去年に仕事納めの日に購入した季節の上生菓子「柿衣」という、
干し柿の中に発酵バターと白あんを混ぜたものが入ったものは和と洋の融合というものでした。
この柿衣も本当に美味しかったのですが、このようにお店の遊び心が見えるお菓子もあるので、頻繁には買えませんが、
大切な人への贈り物や特別な日の自分へのご褒美にはぴったりの和菓子店だと思います。





【data】
楳心果(ばいしんか)
住所:東京都目黒区八雲3-4-7(都立大学駅・自由が丘駅より徒歩15分)
備考:朝膳・昼懐石あり、営業時間は朝9時~夕方5時まで
HP:http://www.yakumosaryo.jp/baishinka/(行く前にこちらで情報をご確認ください)

by baby_lee | 2013-01-06 00:42 |  自由が丘~代官山・恵比寿


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